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IUS(ミレーナ)

ミレーナって?

日本では、子宮内避妊器具として2007年に発売されました。
通称“リング”と呼ばれるものの1つで、子宮内に入れるものです。ミレーナには黄体ホルモンが付加されていることが最大の特徴で、高い避妊効果と1度挿入すると最長5年間という長期に渡る避妊効果が得られます。ピル(卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤)と違い黄体ホルモンのみが付加されていることから、血栓症のリスクが上がりません。このため、血栓症のリスクが上がることでピルの服用に注意が必要、もしくは服用が難しくなるリスク因子(年齢~30代後半から特に40代~、体型、喫煙)のある方も、ミレーナはオススメできます。ミレーナは今ある避妊において、1番費用対効果の高い方法です。妊娠希望があれば、ミレーナを抜去することで挿入前の状態に戻りますので妊娠可能となります。

 

 

ミレーナの作用

黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を子宮の中に持続的に放出することで、子宮の内膜に作用し、普段は毎月受精卵用の羽毛布団を子宮内に準備するのですが、それがシーツのようにペラペラに薄くすることで、

①受精卵の着床(妊娠の成立)を妨げる
②子宮の入り口の粘液を変化させ精子が膣内から子宮内に進入するのを妨げる

という2つの効果があります。
避妊効果は挿入後すぐに得られます。

 

 

 

ミレーナによる子宮内膜の変化

 

もともと避妊器具として発売されましたが、子宮内膜を薄くすることにより、経血量を減らし、月経痛を軽くする効果があることから、2014年9月に『過多月経』、11月に『月経困難症』の保険適応になりました。

 

 

ミレーナの副作用

挿入後の数日間、下腹痛・出血・腰痛などの月経時と同じような症状がある場合があります。症状が長く続いたり、痛みがひどい場合は受診しましょう。
副作用というべきなのか、マイナートラブルというべきか、ミレーナを挿入した多くの女性が経験する副作用は、月経時期以外の『不正出血』です。月経が長引くこともあります。経血量は減りますし、生理痛も改善してきますが、子宮内が濃い黄体ホルモンの状況に慣れるまで3~4ヶ月の間、最初は毎日のように不正出血があることもあります。不定期に起こるので、予測は難しく、ダラダラと少量の出血が続くと思っていてください。もちろん個人差が大きいので、1ヶ月ほどでそんなに持続しない方もいれば、半年くらい不正出血が続くこともあります。5年のうちの最初の数ヶ月の不正出血は、あると思っていて欲しいことです。

稀ではありますが、ミレーナが脱出することがあります。挿入後は定期的に受診し、ミレーナの位置を確認しましょう。

 

ミレーナが適している女性

経膣分娩の経験がある

今後の妊娠を希望していない

次の出産までに期間をあけたい

月経量が多く、貧血になってしまう

強い月経痛がある

ピルが適さない

 

★ミレーナ挿入前には、子宮や卵巣に病気がないかどうかを確認する必要がありますので、子宮頸がん検診、エコー検査、性感染症の検査を行います。子宮筋腫や内膜症がある場合にはミレーナを挿入できない場合があります。

 

ミレーナの挿入方法

ミレーナは生理が始まった日を月経1日目として、7日以内に挿入します。経血量が減ってくると思われる4~7日目をおすすめしています。
お産後は子宮の回復を待って挿入となります。お産後3~4ヶ月後を目安にお考えください。パンフレットには、妊娠初期の流産または初期の人工妊娠中絶の場合は食後に挿入することができます、とありますが、当クリニックでは手術後最初の月経を待ってから挿入しています。

 

ミレーナ挿入後は?

ミレーナを挿入後、大体1~2ヶ月で1度ミレーナの位置の確認をします(エコー検査)。
その後、3ヶ月~半年で位置の確認をしていきます。落ち着いたら、1年に1度、子宮頸がん検診とともにミレーナの位置を確認しましょう。

 

ももいろ相談室より

経産婦さんが今後妊娠を希望しない場合の第一選択は『ミレーナ』です。
非常に費用対効果が高く、ピル並みに避妊効果も高い。1度挿入したら最長5年の効果があり、飲み忘れの心配も血栓症のリスクも上げません。
ただ、最初の数ヶ月間、量は多くないけれどもダラダラと不正出血が続くことが殆どです。もうこれだけ許してあげて欲しい副作用です。5年のうちの最初の数ヶ月です。稀ではありますが、脱出がないわけではありませんので、最初のうちは数ヶ月に1度エコーにいらしてくださいね。
年齢によっては、閉経(50~51歳頃)まで5年毎に入れ替えてあげるのがよいでしょう。
ミレーナを入れていると、黄体ホルモンは子宮内にあるので、年齢を重ねて閉経に向かって行く時、プレ更年期~更年期の不調時にはエストロゲンのみをジェルで塗布してHRT(ホルモン補充療法)としての黄体ホルモンに利用することもできるのでおすすめです!

 

参考ページ

子宮内黄体ホルモン放出システム ミレーナ ® 52mg Mirena

https://www.mirena.jp/index.html

 

 

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